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使われない規格?

桜子です。こんにちわぁ☆ 随分ご無沙汰・・・ですね^^;

先日の雨風ですっかり桜は散ってしまいましたが
桜子は元気ですよぉ~!
勝木製作所の近くは綺麗な桜が咲くので
今度画像をUPしますね~。

本日はナットの検品中の方から謎の言葉が聞こえたので、
ちょっと小ネタにしてみます。
全然新しい話ではないらしいのですが(笑
それは新規格”スタイル1,スタイル2”
スタイルフリーなら知ってますが・・・初耳。

現在使われているナットのほとんどは新規格でないんですよね。
意外ですねぇ。
ミリ系では、1種、2種、3種、座付、
厚みは8割、10割なんて言って、径に対した割合サイズ。
ユニファイ系では、フィニッシュ、ヘビー、座付と
呼ばれているのが一般的です。

桜子が気になったトコは、付属書(現行規格)と、
新規格のスタイル1のM径の違いが微妙で紛らわしいこと。
具体的にはM10、M12、M14、M22サイズが違う。
 ◆M10の現行規格は平17mm、スタイル1は平16mm
 ◆M12の現行規格は平19mm、スタイル1は平18mm
 ◆M12の現行規格は平19mm、スタイル1は平18mm
1mm超えれば私のようなホボ素人でも違いがわかる・はず。
ほかの規格部分は大幅に変わっているので意識しやすいけれど、
これについては微妙に違うからムズカシイ。

M10を比較すると、現行規格の8割ナットとスタイル1のナットで
厚みの違いが0.4mm径の違いが1mm。
桜子はこれらを見たらきっと同じものに見え・・・(爆

社内では1mmの差で別の製品だ!と日々言われているけれど、
もっと小さい単位まで意識しないといけない時代が来たのかもしれません。
いや、これは使われない規格かしら?
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規格

こんにちは!桜子です。
ようやく秋になり、気持ちの良い陽気になりましたね。
今日は作業のキリがいいので、ブログの更新をしま~す。

このブログ、意外と見ていただいているようで、
とっても嬉しいです♪
実は、Google Analyticsを使って分析しているので
アクセス数とかわかっちゃうんですよ~

今回は規格についてカキコしてみます。
月に1回の社内勉強会だけではなくて、
・・・ちゃんと勉強してますよ(笑)

規格と言えば色々あって、こんな感じ。。。
 【JIS】日本の規格
 【AISI】アメリカ鉄鋼協会の規格
 【BS】英国規格協会の規格
 【NF】フランス国家協会の規格
 【DIN】ドイツ規格委員会の規格
 【ISO】国際規格化機構の規格
 【EN】欧州標準化委員会の規格
 【ΓOCT(GOST)】旧ソ連の規格

うちはネジ屋さんなのでネジの規格を言うと、
・・・色々あったりして!!!
■メートルネジ(Mネジ) JIS規格、ISO規格標準
現在使用されているネジ類はこの規格が主流です。
ネジ山の角度が60度、サイズをミリメートルで表し、
径や用途に応じて並目や細目と山を指定します。
※M表記

■ユニファイネジ(Uネジ) ANSI規格
ネジ山角度が60度で海外向けネジの主流で
見た目は、山の頂点が尖ったように見えるけれど、
よ~く見ると平らになっているんです。
※UNC表記

■ウィットネジ(Wネジ) BS規格
ネジ山角度が55度で半世紀前まではネジの主流でした。
見た目は山の頂点に丸みがあり、完成品の場合
ネジ山全体に丸みがあるように見えます。
最近あまり見なくなってきた単位です。
※W表記

近頃ではMネジが主流になっていますが、
Wネジの注文もごくた~まにあります。
Mネジ>Uネジ>>>Wネジって感じかな。
時間が来たのでまたにしま~す☆

買いました!

こんにちは桜子です。

まず報告です☆
わが社に新人さんが入りました~パチパチ
仲間が増えてとっても嬉しいですネ。

あと、、、
買いました!
何が?とお思いの方がいらっしゃると思いますが、

これでっす↓↓↓
XL2-980S.jpg

成分分析機買っちゃいました~。

私が買った訳ではないのですが、
外車が買えるくらいの代物だそうです。
ビックリ!

正式名称は
Niton携帯型成分分析計と言います。

海外製だけあって、SNB7やS45Cのような
JIS規格の物の登録が、4140だの4142だの・・・
とムズカシイ表示になってしまうらしく、
実用に向けて品管さんが頑張ってます!

ASTMの原文をみたり、JISハンドブックを手にして
細かい数値を設定したり、、、
・・・本当に大変そうです。

桜子は事務作業がテンヤワンヤしてしまい、
ブログ更新がなかなかできないのですが、
近いうちにまたUP↑したいと思っております。
報告でしたっっっ♪

ボルトの種類

更新が1週間に1回から、1ヶ月に1回と、とてもペースダウンしてしまいました(汗

ねじについての勉強が全く進んでない状況ですが、今日は前回の「ボルトについて」に続いて、他のボルトの種類について、弊社で実際に製作しているボルトの写真で紹介していきたいと思います。



スタッドボルト
頭部がなく、両端、もしくは全ねじ。天井部からの吊り下げなどに使用する長いものや、自動車のホイールを固定したりする埋め込み用のものなどがある。


私の前の会社では、「全ネジ」の事をスタッドと呼んでましたが、今は下記の植込みボルトのことを「スタッド」と呼んでいます。

英語でいろいろ調べてみたところ、「Studs」と言うのは、全ネジでも植え込みボルトでも頭部がないボルトのことを総称して言うのかな・・・と思ったのですが、どうなんでしょう?

英語で「全ネジ」は、Fully Threaded Sutd、もしくは Threaded Rod
あるアメリカのねじ屋さんのサイトでは両方がありましたが、写真を見る限り同じで、違いがよく分かりませんでした。
植込みボルトはDoble Ended Studと言うようです。


植込みボルトとは・・・
棒の両端にねじを持つボルト。45度面取りした平先側を "植込み側"、丸先側を"ナット側"のねじとして見分けます。植込み側のねじは機械本体に加工しためねじにねじ込まれて絞まりばめ状態となり、ナット側のねじにナットをねじこんで被締結部材を締め付けます。

植込みボルトは植込み側とナット側のネジ長の差異によって、1種、2種、3種に分類されています。


下記の写真は、他のも混じってますが、弊社で扱っている全ネジ、植え込みボルトです。

DSCF0184.jpg

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ボルトについて

今日はボルトについて・・・
ボルトと一口に言っても、これまたボルトに分類されるものはたくさんあります。
一つ一つちゃんと理解しようと思ったら、時間がかかってしまいました。
普段、事務方で現物を見ていないため、言葉と実際のものが頭の中で一致しなくて苦労します。
(単に物覚えが悪いだけですが・・・)


さて、まずは「六角ボルト」から。


六角ボルト (Hexagon head bolts)とは・・・
二面幅がねじ部外径の約1.5倍なる六角柱形の頭部をもつボルトで、単にボルトと言うとふつうこのタイプを指す。二面にスパナを掛けて締付けを行う。(JIS B1180)

円筒部(ねじを加工していない部分)の直径が呼び径(ねじ部の外径の基準寸法)にほぼ等しい"呼び径ボルト”、円筒部の直径が有効径(ねじ山幅がねじ溝の幅に等しい仮想的な円筒の直径)にほぼ等しい”有効径ボルト”、及び軸部のほとんど全長がねじ部からなる"全ねじボルト"の3種類がある。







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プロフィール

katsukiss

Author:katsukiss
有限会社勝木製作所と申します。
オーダーメイドのボルト屋です。火力発電、原子力発電、LNGプラントに使うバルブ用のボルト、ナット製作をはじめ、機械部品や、半導体装置に使う小ネジ、ワッシャーなども製作しております。特殊鋼(ニッケル、ハステロイ、インコネル、チタン材質等)のボルト、ナット製作が得意です。すべての製品にミルシート(材料試験成績書)を発行できます。

御用命、お問い合わせは下記のホームページまで
↓↓↓↓

http://www.katsuki-ss.com/

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