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シャルピー衝撃試験

こんにちわ!モモです☆
 前回からずいぶん日が経ってしまいましたが(ゴメンナサイ)
皆さま元気でお過ごしでしょうか?
 私はちょっと前までしつこい風邪にやられておりました。
今は良くなりましたが。
 今年の風邪は長患いしやすいようなのでお気をつけくださいね☆

 さて、久しぶりのブログですが・・・
今回も弊社で行っている試験について書こうと思います。
 ボルト・ナットはさまざまな状況下で使われます。
鉄にとって衝撃に弱くなる(割れやすくなる)
低温下で使われることも当然あります。
そのため、そのような低温下で使用されるボルト・ナットは、
ギロチンのような機械で割れ具合のテストをします。
それがシャルピー衝撃試験です。
1_con.jpg


マイナス196℃の液体窒素等で、マイナス101℃に冷やした
試験片にハンマーをぶつけて、どのくらいの力で割れたかを
[J]or[ft-lbf]なる単位で表します。
試験片の鉄は冷やされていますので、パキっと割れます。
3_con.jpg

ハンマーが振り下ろされる様はギロチンそのもの!な迫力です。
なので傍で見ていて結構びくびくしてしまう試験です。

 余談ですが。
 皆さんは液体窒素で遊んだことありますか?
 時折テレビで見かけますが、液体窒素につけると花びらが
手で簡単に砕けたり、バナナで釘が打てたりするアレです。
 私は一度、試験であまった液体窒素があるよ~
とっておけないから実験するならしていいよ~
と声をかけてもらったので、すこ~しだけ遊ばせてもらいました。

 会社の周辺に生えている雑草をちぎって液体窒素に浸して少しすると、
柔らかかった葉っぱがぱきぱきに崩れていきました。
 そうなるものだとわかっていても、実際目の前でぱきぱきになると、
ちょっと感動です。

 素手で触ると当然のことながら凍傷になってしまうので、
割り箸で葉っぱを挟んで液体窒素につけていたのですが、
浸すとぱちぱち音がして、
なんだか天ぷらを揚げているみたいな感覚でした。
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プロフィール

katsukiss

Author:katsukiss
有限会社勝木製作所と申します。
オーダーメイドのボルト屋です。火力発電、原子力発電、LNGプラントに使うバルブ用のボルト、ナット製作をはじめ、機械部品や、半導体装置に使う小ネジ、ワッシャーなども製作しております。特殊鋼(ニッケル、ハステロイ、インコネル、チタン材質等)のボルト、ナット製作が得意です。すべての製品にミルシート(材料試験成績書)を発行できます。

御用命、お問い合わせは下記のホームページまで
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http://www.katsuki-ss.com/

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