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ステンレスの話。

久しぶりすぎてもうもう!!
・・・・・・恥じ入るばかりでございます。
みなさんいかがお過ごしでしょうか?
モモです~。

以前私がブログ書いたときからずいぶん経ちますね・・・
(桜子先輩ごめんなさい)
そのときからひとつ歳を取ってしまいました☆
時の流れは早いなー。一週間も、あっという間だしなー。
・・・もう少し頻繁に更新していけたらと思います。
ごめんなさい。


無駄話はさておき。
今回はステンレスの性質について
ちょこっとお話したいと思います。

ステンレス(Stainless)とは、
ステイン(Stain)汚れ、レス(Less)無い、
の造語で、12%以上のクロムを含んだ錆びにくい金属のことです。
その主成分は鉄ですから、絶対に錆びない!
ということはありませんが、錆びにくい。
その秘密は「不動態化被膜」にあります。

鉄に12%以上のCr(クロム)を含ませると、
鉄が酸化するよりも先にCr(クロム)が酸化し、
表面全体に酸化クロムの膜ができます。
この膜は、無色透明でとても薄いので肉眼では識別できません。

しかし、この膜は化学変化しにくいため、とても強固です。
また、ち密で酸素を通さないので酸化鉄(さび)の発生を防ぎます。
この酸化クロム膜は加工・切断などで傷ついても、Cr(クロム)が
適量(12%以上)あれば空気中の酸素と結合してすぐ再生します。

ただし、この膜を再生するときにステンレス内部の
Cr(クロム)の含有率は低くなっていきます。
ニッケルはこの不動態をもっと形成しやすくする働きをします。
このようにCr、Niの量が多いほど錆びにくくなるのです。

モモはこの話を聞いたとき、ステンレスの中で
そんなことが起こっていたのか?!とびっくりしました。
詳しく知らないとただ「ステンレスは錆びない」くらい
の認識で終わりですが、どういう段階を踏んで
錆びない状況になっているのか分かるとなんだか物への見る目が変わりますね。
ステンレスやるな~!という感じ(あれ?クロムがすごいのか、この場合?)

そんなステンレス君なのですが、「もらいさび」といって、
鉄などと長時間接触していると「赤さび」が発生するので、
その点は注意が必要なんだそう。

なんだか金属はいろんな面があって
知っていくと面白いですね~。
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非破壊検査(自慢です)

こんにちは☆桜子です♪
またもや遅ぃ更新で・・・すみません。

毎日暑いですね。
低血圧の桜子はこの暑さがたまらなくつらいです。
早く冬にならないかなぁ。

さて本題、今回はタイトルにあります
非破壊検査についてビックリしたのでお話をしたいと思います。
自慢です。

非破壊検査(ひはかいけんさ)とは、機械部品や構造物の有害な
きず(デント、ニック、スクラッチ、クラック、ボイドなど)を、
対象を破壊することなく検出する技術です。

放射線や超音波などを入射して内部きずを検出したり、
表面近くへ電流や磁束を流して表面きずを検出する方法などがあります。
また、配管内部の腐食などの検査も非破壊検査に含まれます。

桜子の解釈では、対象物を壊さず傷がないかを検査をする資格なのですが、
うちではUT(超音波探傷試験)と、PT(浸透探傷検査)の有資格者がいます。

知らぬ間に・・・ある人が。。。
PT,UTともにレベル2の資格を持っていてビックリ!!!

自慢話でした☆
         
プロフィール

katsukiss

Author:katsukiss
有限会社勝木製作所と申します。
オーダーメイドのボルト屋です。火力発電、原子力発電、LNGプラントに使うバルブ用のボルト、ナット製作をはじめ、機械部品や、半導体装置に使う小ネジ、ワッシャーなども製作しております。特殊鋼(ニッケル、ハステロイ、インコネル、チタン材質等)のボルト、ナット製作が得意です。すべての製品にミルシート(材料試験成績書)を発行できます。

御用命、お問い合わせは下記のホームページまで
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http://www.katsuki-ss.com/

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