ねじの種類 小ねじ編
「ねじ」とひとことに言っても、小ねじ類、ボルト、ナットetc... たくさん種類があります。
そこで、「ねじ」にどんな種類があるのか、少しずつ勉強して行こうと思います。
今日はまず、一般日常でもよく使われる「小ねじ類」について見てみようと思います。
小ねじ(machine screw)とは・・・
「比較的軸径の小さい頭付きのねじで、ISO規格が定めている頭の形状には、チーズ、なべ、皿、丸皿の4種類があり、JISではこれらのほかに、トラス、バインド、丸、平、丸平などを定めている。締め付け手段の形としては一般には、すりわり付き、十字穴付などがある」
(日本ねじ工業協会参照)
せっかくなので、分かりやすいように写真付きの表を作ってみました。そこで、「ねじ」にどんな種類があるのか、少しずつ勉強して行こうと思います。
今日はまず、一般日常でもよく使われる「小ねじ類」について見てみようと思います。
小ねじ(machine screw)とは・・・
「比較的軸径の小さい頭付きのねじで、ISO規格が定めている頭の形状には、チーズ、なべ、皿、丸皿の4種類があり、JISではこれらのほかに、トラス、バインド、丸、平、丸平などを定めている。締め付け手段の形としては一般には、すりわり付き、十字穴付などがある」
(日本ねじ工業協会参照)
残念ながら、全部の写真は揃えられませんでしたが・・・
頭の形状がよく分からない!という方には、浅井製作所様のHPが分かりやすいかなと思います。
特徴としては・・・
* チーズ頭・・・平頭の側面に傾斜をつけたタイプ。十字穴が深い。
* なべ頭・・・すり割りや十字穴が、皿頭より深い。なべ底の形をして、ヘッダーが容易。
* 皿頭・・・上の面が平らで、円錐で軸とつながっています。通常、円錐角度は90度。締付ける相手材に、90度の座ぐり(切削する)をすれば、ねじを締めつけた後は頭が出っ張らず、フラットになります。
* 丸皿頭・・・上の面に丸みのついた、皿頭。
* トラス頭・・・頭径が大きく、高さは比較的低い。情報機器に使用例が多い。
* バインド頭・・・上の面に丸みがついた大きい径の頭。ヘッダー容易であるが、すり割り、十字穴はつぶれやすい。
* 丸頭・・・半円球に近い形。最も一般使用例が多い。* 平頭・・・高さの低い円筒形の頭。すりわり付きが多い。
* 丸平頭・・・平頭の上に丸みをつけた形状。相手材に頭径より少し大きい座ぐりをすると、締付けたあと頭が出っ張らず見栄えも良い。
頭の形状 | すりわり付き (slotted) | 十字穴付 (phillips)もしくは (cross recessed) |
チーズ | ||
なべ (pan head) |
すりわり付きなべ小ねじ | 十字穴付なべ小ねじ ![]() |
皿 (flat head) |
すりわり付き皿小ねじ ![]() |
十字穴付皿小ねじ ![]() |
丸皿 (oval countersunk head) |
すりわり付き丸皿小ねじ | 十字穴付丸皿小ねじ ![]() |
トラス (truss head) |
すりわり付きトラス小ねじ | 十字穴付トラス小ねじ ![]() |
バインド (binding head) |
すりわり付きバインド小ねじ | 十字穴付バインド小ねじ ![]() |
丸 (round head) |
すりわり付き丸小ねじ ![]() |
十字穴付丸小ねじ ![]() |
平 (flat fillister head) |
すりわり付き平小ねじ ![]() |
十字穴付平小ねじ |
丸平 (oval fillster head) |
すりわり付き丸平小ねじ ![]() |
十字穴付丸平小ねじ |
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このエントリーのカテゴリ : ねじについて
すみません。勝手に紹介させていただきました。とても分かりやすかったので。
よろしければ、またお越くださいませ。